「うちの子の顔を、刺しゅうにしたい」──。
でもいざ作ろうとすると、「絵心がないし、無理かも」「データ作りが難しそう」と、手が止まってしまった経験はありませんか?
この記事では、写真からAI(ChatGPT)で似顔絵を生成し、刺しゅうプロ11のオートパンチで刺しゅうデータ化するという流れを、ななおかが順を追って解説します。絵が描けなくても、初心者さんでも、写真さえあれば「うちの子」を糸でかたちにできる方法です。
動画でも詳しく解説しています
実際の操作画面を見ながら学びたい方は、こちらのYouTube動画もあわせてご覧ください。記事と動画、お好きな方からどうぞ。
完成までの4ステップ
今回ご紹介する流れは、シンプルに4ステップです。
- 写真を決める
- AI(ChatGPT)で似顔絵を生成する
- オートパンチで刺しゅうデータ化する
- 刺しゅうデータを修正する
順番に見ていきましょう。
STEP 1:写真を決める
まずは題材になる「うちの子」の写真を決めましょう。動物の場合は、人物のように厳密にこだわる必要はありません。
選ぶときのちょっとしたコツは、かわいく映っている、刺しゅうにしたい表情やポーズの写真を選ぶこと。色味や模様が特徴的な動物であれば、それがしっかり映っているものがおすすめです。
今回は、ななおかの実家の猫ちゃん「ちゃま丸くん」の写真を題材に進めていきます。
STEP 2:AI(ChatGPT)で似顔絵を生成する
ここがこの記事の肝(きも)です。「AIなんて触ったことがない」という方も、心配いりません。今回は一番身近なChatGPTを使って、シンプルな手順で進めます。

プロンプト(AIへの指示文)の例
ChatGPTを開いて、似顔絵にしたい写真を添付し、以下のような指示を入力してみてください。
この写真の顔だけを使って、似顔絵を生成してください。
背景は白。ベクター風画像。シンプル。色数は5色〜7色。
これで、刺しゅうデータ化に向いたシンプルな似顔絵がつくれます。出力結果に納得がいかなければ、「もう少しキリっとした目に」「色をもう少し落ち着いて」など、追加で指示すれば修正もしてくれます。
プロンプトのポイントは「ベクター風」「色数指定」

「ベクター風」というプロンプトは、刺しゅうデータ化のための非常に重要なキーワードです。
グラデーションのある色味や、水彩画のように輪郭がぼやけている画像は、オートパンチに読み込ませた時点で、きれいな刺しゅうデータにはなりません。
「ベクター風」と指定することで、色と色の境い目がくっきり分かれた、刺しゅうデータ制作に適した描写で出力してくれます。色数も5〜7色に絞っておくと、糸替えの回数が減って制作もぐっと楽になります。
納得がいく似顔絵ができたら、デスクトップなど分かりやすい場所に画像を保存しておきましょう。
STEP 3:オートパンチで刺しゅうデータ化する
いよいよ刺しゅうプロ11の出番です。「画像」タブから「オートパンチ」を選び、先ほど保存した似顔絵画像を読み込みます。

オートパンチの設定画面では、画像の色を自動で認識し、刺しゅうデータに変換してくれます。「使わない面の色」を選べば、不要な色を除外することもできます。
このまま「次へ」を進めていけば、走り縫い・サテン縫い・畳み縫いに自動で変換された刺しゅうデータが完成します。ここまでで、似顔絵が刺しゅうデータの「下地」になった状態です。
STEP 4:刺しゅうデータを修正する
オートパンチでできたデータを、そのまま縫うこともできます。ただ、ひと手間加えてあげるだけで、仕上がりがぐっときれいになります。

縫い方を統一する
オートパンチでは、面の大きさによって走り縫い・サテン縫い・畳み縫いが自動で割り振られます。今回はすべて畳み縫いに統一して、しっかりした仕上がりを目指します。各パーツを選択して、書式設定から縫い方を変更します。
輪郭の重なりを少しだけ作る
色と色の境い目をピッタリ合わせてしまうと、布の縮みで隙間ができてしまうことがあります。あえて少しだけ重ねるように調整しておくと、刺しゅう後にきれいに見えます。
糸の色を好みにアレンジする

色を変えたいパーツをクリックして、右側の「糸色設定」から好きな色を選ぶだけ。首輪の色や毛色を変えるだけで、ぐっとオリジナル感が出ます。
最後に、目にハイライトを入れる
動物の刺しゅうは、目が命です。オートパンチの変換でハイライトが消えてしまっていることが多いので、図形ツールから小さな丸を追加してハイライトを入れてあげましょう。これだけで、表情がぐっと生き生きします。
完成しました

これで完成です。写真からAIで似顔絵を作り、オートパンチで刺しゅうデータ化する一連の流れ、いかがだったでしょうか?
「これならできそう」「ちょっと難しそう」、感想は人それぞれだと思います。でも、まずやってみることが、ちいさな一歩になります。失敗してもいいんです。ななおか自身、たくさんデータを作って、たくさん失敗してきたからこそ、今みなさんにお伝えできるコツがあります。
今回つくったデータをワッペンやポーチに刺しゅうしてあげれば、家族の一員である「うちの子」を、いつでも持ち歩けるようになります。それって、すごく嬉しいことですよね。
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