【刺しゅうプロ11】プロ級の仕上がりにする方法|たった一手間でデータが格上がりする「分割×縫い角度」テク

「作ったデータがなんだかのっぺりしている」「もう少し高級感のある刺しゅうデータに仕上げたい」──そう思っている方に朗報です。

たった一手間で刺しゅうの仕上がりが変わる方法をお届けします

こんにちは、ななおかです。実は刺しゅうデータ制作のスキルアップって少しハードルが高いと思われがちなんですが、あることを意識して作るだけで仕上がりが格段にアップします。

今回紹介する方法で、刺しゅうプロ全くの初心者だった講座生さんが、たった1回のレッスンで購入したデータのような刺しゅうデータを作れるようになりました。私自身も初心者の頃にこの方法を使うようになって、平凡な刺しゅうから「うわぁ可愛い、どこで買ったの?」と言われるような刺しゅうデータが作れるようになったんです。

目次

動画でも詳しく解説しています

結論:データを「分割」して「縫い角度」を調整する

結論から言うと、刺しゅうの仕上がりを格段に良くするためのコツは──データを分割して、縫い角度を調整(または追加)すること。これだけです。

「マニュアルパンチを覚えろ」とは言いません。マニュアルパンチをマスターしましょうって聞いたことありませんか?でも刺しゅうプロ初心者さんに「マスターしましょう」と言っても心が折れますよね。私も初心者の頃、マニュアルパンチの意味が全く分からずに挫折しかけました。

でも安心してください。今回紹介する方法は図形ツールでもマニュアルパンチでも使える技。今すぐできて誰にでもできて、どんな下絵にも応用できます。

Before / After:葉っぱの仕上がりがこんなに変わる

図形ツールで普通にトレースしただけの葉っぱ。きれいだけどなんだかのっぺり

葉っぱのイラストを図形ツールで普通にトレースするとこんな感じ。きれいなんだけど、なんとなく平面的でのっぺりした印象を受けませんか?

同じ下絵を「分割+縫い角度調整」で作ったデータ。一気に立体感UP

同じ下絵を「データ分割+縫い角度調整」のテクニックで作ると、こんなに立体感が出てワンランクアップ。同じ図形ツールを使ってるだけなのに、見え方が全然違います。

作り方①:図形ツールで作る手順

今回は2つの方法を紹介します。お好みの作り方でやってみてくださいね。まずは「図形ツールで作って、後から分割する」方法から。

  1. 図形ツール(閉じた線)で葉っぱをトレース
  2. トレースした図形を選択 → 上部の「図形」タブ → 図形データ分割をクリック
  3. カーソルがハサミの形に変わる
  4. 分割したい境界線を切るイメージでクリック
  5. 最後にダブルクリックで確定 → データが2つに分割される
「図形データ分割」を選ぶとカーソルがハサミ型になる

葉っぱの場合は、真ん中をスパッと切るイメージで分割すると葉脈らしく仕上がります。

縫い角度を編集して立体感を出す

赤い矢印が縫い角度。ここを真ん中方向に向くよう編集
  • 左上のカーソルをポイント編集モードに切り替え
  • 分割した図形をクリック → 赤い矢印で縫い角度が表示される
  • 葉っぱなら真ん中方向に縫い角度が向くように編集
  • 角度を増やしたい時は赤い矢印の上で右クリック → 縫い方向線の追加

これで完成。さらに、面の縫い方をサテン縫いに変えるとふっくらと立体感が出て、ぐんと格上がりします。

最初から2つに分けて作るのもアリ

最初から2つのブロックでデータを作っても同じ仕上がりに

「分割」というステップを省いて、図形ツールで最初から2つのブロックを作るのもOK。仕上がりは同じです。慣れてきたらこちらの方が早いかも。縫い角度のつけ方は分割と同じ流れです。

作り方②:マニュアルパンチで作る手順

マニュアルパンチは縫い角度をつけながらトレースできる

マニュアルパンチの最大の特徴は、縫い角度をつけながらデータを作れること。仕上がりをイメージしながらトレースしていくのがコツです。

  • マニュアルパンチを選択し、最初から2つのブロックでトレース
  • 葉っぱなら葉脈をイメージしてクリックしていく
  • 余計なところでクリックすると後の調整が大変になるので、縫い方向のイメージを持ちながら進める
  • 終わりはダブルクリック
マニュアルパンチで作った葉っぱ。慣れるとこちらが早い

後から角度を調整したい時は、選択ツールでデータをクリックすると矢印が出てくるので、変な角度になっているところはここで手直しできます。

慣れてくるとマニュアルパンチの方がスピーディー。ただ、まだ苦手意識がある方は最初に説明した「閉じた線」で作る方法からスタートするのがおすすめです。

小さな一手間で仕上がりは劇的に変わる

小さな成功体験の積み重ねが、確実な上達につながります

今回紹介した「データ分割+縫い角度調整」は、葉っぱだけじゃなく、動物・リボン・お星様など、どんな形にも応用できる技。簡単な葉っぱで感覚を掴んだら、ぜひ色々なモチーフで練習してみてくださいね。

「いつか思い描く刺しゅうデータが作れるようになるのかな…」と不安を抱いている方も多いかもしれません。でも、こうしてこの記事を読んでくださっているということは、立ち止まらず学びを深めている証拠。その一歩は確実にスキル上達の一歩です。

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新しく得たスキルをしっかり実践した方は、確実に刺しゅうプロが上達する初めの一歩を踏み出しています。今超初心者の方でも、誰でも欲しくなる刺しゅうデータは作れるようになりますから、一緒に頑張りましょう!最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

元幼稚園教諭で、2児のママ。「初心者でも、自分の作りたい刺しゅうデータを自由に作れるように」をテーマに、刺しゅうソフトの使い方をやさしく発信しています。手が止まりがちな方、PCが苦手な方の最初の一歩になれたら嬉しいです。

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